批判だけなら誰でも出来る

批判だけなら誰でも出来る!をモットーにビジネス書・自己啓発書から漫画・小説まで読んだり聴いたりした本やそのサービスについて駄文を連ねるブログです。

 新海誠監督の最新映画「君の名は。」がついに興行収入100億円突破というニュースが流れた。

 元々新海誠の映像が大好きだった私と友人数人でネタバレを食らわないようにほぼ初日に見に行くことにした「君の名は。」であったが見終わったあと、ホッとした自分が居た。

 以下、ネタバレを含む可能性がありますので映画を見ていない方はご注意を。












 なぜ「ほっとした」のかというと「新海誠が、ある意味本格メジャーデビューして一般客に受け入れられるためには最後は笑顔になれるハッピーエンドじゃないといけない」とずっと思っていたからである。

 今までの作品はほぼ最終的にやはりバッドエンド系や、ハッピー・・・?切ない・・・ENDでした。
 新海誠色のかなり薄い「星を追う子ども」等は置いておくとしてどうしても一般人に受けるおわり方や作風ではなかったんですよね。

 新海誠ワールドというかあの世界の美しさは一般人にも受ける他に類を見ない美しさなのですが、それに物語が合わさった時にどうしても物語のほうがメジャー受けしなかったんです。

 そして新海誠という名前のネームバリューが一般まで浸透していないので今までの映画は上映館数も少なく、それこそファン向けでしかなかった。

 それが今回「君の名は。」については完全に配給会社が「新海誠を売る!!」という気合を込めて来ました。
 これはそれまでのZ会や建築会社のCM、そして各種雑誌の「宮﨑駿を次ぐのは細田守と新海誠」という特集等が積み重なった上で「いける!」という流れになって予算が下りたのでしょう。

 先日見かけたインタビュー等を見ると今作は新海誠+メジャーに受ける物と受けないものをよく知る映画会社の人たちによる作品だということがよく分かる内容でした。

 さて、実はここまではメジャーに受ける数あるヒット映画に共通したもので、ではなぜ今現在「君の名は。」を何度も見に行く人がいるのかについてです。


 今回一緒に見に行った連中はそれこそ「ほしのこえ」やエロゲムービー時代からずっと新海誠作品を見てきた連中でした。

←はるのあしおとOP 少し「君の名は。」っぽいね。

 

 先日、大ヒットというニュースが流れる中で「なぜここまで受けてるのか?」という話になったのですがそこで出た結論が一つありまして、それをココに書こうかなと思って書き始めたのがこの文章なのです。

「君の名は。」は確かに面白かった。面白かったし完成度も高かったがここまでリピーターついてヒットするものなのか?キャラ絵的には宮﨑駿系じゃなくオタク向きのキャラだし、見かけ的に完全にオタク向けアニメだし。あと胸揉みまくるし。

 そんな事を語り合ったあとたどり着いた結論は以下のようになりました。

 今まで一般人は「新海誠」という存在。「新海誠の世界」をほとんど認識していなかった。
 CMや、時々地味に上映される映画等でちら見はしていて「新海誠の映像」はサブリミナル的に脳内にはあったものの、一々調べてその映画を見るという段階まではいかなかった。
 そこで前半に書いた配給会社の強力なプッシュアップ等により一般人に「ちょっと気になる」という意識を植えつけた。
 一度意識してしまうと今までなら目に写っていても脳には入ってこず意識していなかった「君の名は。」の映像というものを「見て」しまう。
 新海誠の映像を意識してみるとあの美麗さは頭から離れなくなる。

 ここで第一陣が映画を見に行く。

 今回の映画は前述のインタビューの通りオタクの気持ち悪さを一般目線でなるべく排し、ストーリーも新海誠のあのアジのある世界観と演出を残しながらメジャー向けに描かれているため一般人が見る映画の物語としては満足度が高いのでどんどん評判が広まり「いいらしいから」という理由で見に行く人が出てくる。
 そしていつしか「ヒットしているから」という理由で見に行く客が出てくる。ここまで来ると大ヒット映画である。

 
 この人達全てが二時間近く「新海誠の映像」を見ることになる。
 現実的に初めて多数の一般人が新海誠のあの映像に触れてしまう。

 それはヲタたちが昔、初めて新海誠の映像に出会った時の衝撃と同じものなのだろう。

 そして当時の俺達はその映像を何度も何度もリピートして見ていた。
 ゲームのPVも中ムービーも何度も見た。

 それがそのまま今、初めて新海誠を知った人たちに起こっているのではないか?

 この結論に達した時、一同は「ああ・・・なるほど・・・そりゃ何回も見に行くな」と完全に納得したのである。





  
   個人的に好きなのはWindというゲームのOPですね。はるのあしおとも捨てがたいのですが。


 個人的には新海誠=電車なイメージがあって、「君の名は。」を見てる間も電車シーンのたびに「新海電車きたぁ!(;゚∀゚)=3ハァハァ」してたのは内緒ですw


 前にZ会でやっていた新海誠展に行った時それなりに人は居たけれど今あれをやったら満員御礼になるんだろうなぁ。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット